納豆

納豆はいつ食べるのが健康にいい?健康効果を狙った納豆の食べ方

日本人の食卓には欠かせない一品、そして日本の発酵食品として代表的なもの「納豆」

大豆由来のタンパク質やナットウキナーゼ、食物繊維などその栄養価も高いことで知られています。

私自身も納豆好きで、毎日必ず1パックは食べています。

しかし、その時の気分によって食べるタイミングがバラバラなんですよね。

フルーツは朝に食べるといいという話もありますし、納豆にも食べるタイミングがあるのではないかと思い調べてみました。

調べた結果、納豆の栄養ごとにより食べるタイミングで期待できる効果がわかりましたのでまとめてみました。

早速見ていきましょう!

納豆はいつ食べる?朝と夜を比較!

朝に食べるメリット

タンパク質をとることで、体温と集中力が上がる

朝は体温が上がりにくいと言われています。

体温をあげる役目を持つのは、「筋肉」。

筋肉を動かすにはタンパク質が必須です。

つまり、納豆にはタンパク質も多く含まれているため、体温を上げることにも役立つんです。

またタンパク質が不足してしまうと、脳内の神経伝達物質のセロトニンが作られにくくなり思考力や集中力の低下を招くといわれています。

脳を動かすにはタンパク質も重要な役割を果たしているんですね。

食物繊維+納豆菌でお通じをうながす

納豆には食物繊維も多く含まれ、お通じの改善に役立ちます。

納豆に含まれる納豆菌は胃酸に強く、腸まで届きやすいと言われており、腸内で善玉菌を増やしてくれる働きがあります。

腸内には善玉菌と悪玉菌がおり、善玉菌は腸内の調子を整えてくれるのに対し、悪玉菌が多すぎると便秘などを引き起こす原因にもなります。

善玉菌は食物繊維があると、増えやすくなるといわれています。

納豆は食物繊維と納豆菌を両方含んでいるのでお腹の調子を整えるのにぴったりな食品です。

こんな人は朝納豆を食べよう
  • 集中力を高めたい方
  • 冷え性を抱えている方
  • 普段から便秘気味またはおなかの調子が優れない方

夜に食べるメリット

ナットウキナーゼで血栓予防

納豆の代表的な成分、ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは血中の血栓を予防してくれて、おおよそ8時間~12時間程度、持続するそうです。

就寝中は体の中からは水分が失われ、血液中に血栓ができやすくなります。

血栓ができることで、朝方に心筋梗塞や脳卒中などを発症してしまうリスクも多くなります。

ナットウキナーゼは持続時間も長いので、血栓予防にはぴったりですね。

成長ホルモンの分泌を促してくれる

寝ている間は、細胞の再生のために様々なホルモンが分泌されます。

その中でも成長ホルモンは代謝の維持、筋肉の成長などに欠かせないものとなっています。

しかし成長ホルモンは年齢を重なるほど、分泌量が下がっていく傾向にあるそうです。

その成長ホルモンの分泌を促してくれる栄養素が皆さんはあることを知っていますか。

その栄養素とは、アミノ酸の一種で「アルギニン」とよばれるものです。

実は納豆にはその「アルギニン」が豊富に含まれています

「アルギニン」は成長ホルモンの分泌を促したり、免疫機能の強化、疲労回復など幅広い効果があるようです。

成長ホルモンの分泌を助けたり、日々の体調管理のためにも積極的に取りたいですね。

こんな人は夜納豆を食べよう
  • 普段から美容に気を使っている方
  • いつもより体調がすぐれない方
  • 生活習慣に不安がある人

納豆の力を引き出すおすすめのポイント

納豆の栄養の1つであるナットウキナーゼは、常温で発酵がはじまるそうです。

冷蔵庫から出したばかりだと、冷えていてナットウキナーゼ自体がうまく働いてくれないそうです。

せっかく素晴らしい栄養を取るのですから、特性を生かして摂取していきたいですね。

目安としては納豆を食べる20~30分前くらいが良いそうです。

納豆を食べて健康維持に役立てよう

納豆は健康の維持にもおすすめな、かなり優秀な食品です。

納豆を取り入れるタイミングを意識して、栄養を効率よく体に取り入れていきたいですね。

皆さんも是非、今日から納豆を食べるタイミングを変えていきませんか。