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塩辛の栄養を詳しく解説!たくさん食べてもいいの?栄養満点ってホント?

塩辛,栄養

ちょびちょびっと食べてお酒もご飯もすすむイカの塩辛!
しょっぱい中に濃厚な旨味があり、お箸を持つ手が止まらなくなりますよね。

そんなイカの塩辛の栄養について詳しく調べました。
塩辛を食べる喜びが倍増するような情報がたくさん見つかりましたよ!それでは見ていきましょう。

イカの塩辛の栄養

イカの塩辛は嗜好品。あまり栄養満点のイメージと結びつかないかもしれません。
でも実は、美容と健康の両面にすばらしい効果がある栄養がたくさん含まれています!

イカの塩辛が持つ栄養価を見ていきましょう。

栄養価100gあたりの量
エネルギー117kcal
たんぱく質15.2g
脂質3.4g
ビタミンA200μg
ビタミンB1216.7μg
ビタミンE(αトコフェロール)3.3mg
1.91mg
DHA690mg

参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
(日本食品標準成分表/文部科学省)

低カロリー高たんぱくであり、美容と健康にいい栄養価が多数含まれているのが特徴です。

特に、ビタミンB12、ビタミンEは抗酸化力が強く、美肌に効果があると言われているビタミン。塩辛には食品の中でも高い数値で含まれているのです。

 

また、イカの塩辛には旨味成分であるアミノ酸も豊富に含まれています。

アミノ酸の1種であり、イカの塩辛に多く含まれる栄養である「タウリン」は、素晴らしい効果をもつ栄養価。注目すべき、その内容について見ていきましょう。

疲労回復のアミノ酸、タウリン

栄養ドリンクなどで聞いたことがあるであろう「タウリン」。イカの塩辛に多く含まれる栄養の一つです。

タウリンは、脳や肝臓など体の大事な臓器に多く含まれ、体の状態を維持する力をもつ重要な栄養価です。
そんなタウリンの効果をあげてみます。

  • 抗酸化作用がある
  • 体の生理作用のバランスを調節する
  • 解毒作用があり、肝臓の働きを助ける
  • コレステロールの吸収を抑える
  • 疲労回復効果があると言われている

タウリンは、体全体の機能を正常に保つ力があります。疲労回復効果があるという研究結果が出ていて、特にスポーツをするときや疲れた体には効果がでやすいようです。

肝臓の働きを助けるタウリンは、お酒との相性もばつぐん。塩辛は、味だけでなく栄養的な面でもお酒にピッタリだったんですね。

 

体全体の活力を維持するタウリンは、「タウリン」という言葉が知られていなかったはるか昔から、生薬などでその効果が医学に利用されていたんですよ。

一日の終りに塩辛を食べることで、おいしく体を癒やすことができそうですね!

タウリンは母乳の中にも含まれる栄養素!人類にとって、必ず摂取しなくてはいけない栄養ということですね。

塩分多めの塩辛は、食べすぎに注意

その味から想像がつくかもしれませんが、塩辛に含まれる塩分は高めです。

栄養価100gあたりの量
食塩相当量6.9g

参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
(日本食品標準成分表/文部科学省)

食塩の一日あたりの摂取基準目標量は、男性で7.5g、女性で6.5g未満とされています。

塩辛を食べる量は一回20g~30gほどにして、塩分の排出を助けるカリウムが豊富な食材と合わせて食べると、体にも優しいですね。

きゅうりと塩辛はあえるだけで美味しく、一緒に食べるのにおすすめです。

きゅうりはカリウムが豊富な食材なので、塩分のとりすぎにも効果がありますよ!

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塩辛は仕事を頑張った日のご褒美に♪

ちょっと特別な日の、大人のごはんのお供「塩辛」。塩分量は多いものの、ビタミン・ミネラルやタウリンといった栄養の宝庫でした。

「今日は仕事をがんばった!」そんな日のご褒美に塩辛を食べるのはいかがでしょうか?

疲労回復のタウリンと、美肌効果があるビタミンが濃い旨味とともに染み渡りますよ!
ちょっぴり晩酌もしつつ、塩辛を楽しんじゃいましょう♪