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塩辛の由来は塩辛い?とろ~りおいしい酒盗との違いや栄養も!

塩辛,由来

まったりとした食感、コリコリの歯ごたえ!

塩辛は日本の誇る伝統的な発酵食品です。お酒好きの方にはもちろん、ごはんのお供としても大人気ですね。

塩辛の名前の由来は、塩辛いからでしょうか?

似た食べ物に酒盗がありますが、塩辛との違いはなんでしょう?

などなど、塩辛についてのちょっとした疑問を調べてみました。

こちらから詳しくご紹介します!

塩辛の由来は塩辛い?

塩辛が作られ始めた由来は、魚介類の長期保存のためではないかといわれています。

塩辛の由来を探るため、まずは塩辛の歴史からみてみましょう。

日本最古の塩辛は、フナだった?

その昔、西暦700年ごろの飛鳥時代の納税方法は「物納」でした。地方の特産品を税金という形で納めていたのです。

その品々の中に「鮒醢」(ししびしお)という名前がありました。

ししびしおは、川魚のフナで作った塩辛のこと

これが、塩辛が日本の記録に登場した最初の記述といわれています。

「塩辛」になったのは江戸時代

塩辛という言葉が最初に見られたのは、平安時代の「今昔物語」です。ですが、この時代の塩辛が現在と同じであるという証拠は、残念ながら見つかっていません。

さらに時代が進み、江戸時代に作られた辞典「日葡辞書」に載る頃には、全国各地で塩辛が作られていたことがわかっています。

ただ、「塩辛」という名前がどこから来たのかは不明です。

ルーツとしては、塩をたくさん使うので

「塩辛い」「しょっぱい」「しょっから」

このあたりから来たのではないかと想像できます。

塩辛のおいしさの由来

塩辛のおいしさは、発酵したまろやかさとじっくり深い風味ですね。

塩辛の中でも有名な、イカの塩辛について、おいしさの秘密をみてみましょう。

シンプルで深い味、イカの塩辛

イカの塩辛の作り方はとてもシンプルです。

新鮮なイカの身と内臓などを塩漬けし、ときどきよく混ぜます。

じっくり発酵させて、約20日ほど経つと、なんとうま味成分が最初の10倍以上に!

こうして出来上がったものがイカの塩辛です。

イカの塩辛といっても、こんなに種類があります。

赤造り…赤っぽいピンク色の塩辛。もっとも一般的。

白造り…身だけであっさり作ったもの。お刺身っぽい。関西方面で好まれる。

黒造り…イカスミ入りなので真っ黒。富山の名産品。

地域の特産品などもあり、幅広い味が楽しめる塩辛。

最近では塩分控えめの甘さのあるものも出ていますので、ぜひお好みの味を探してみてくださいね。

うま味だけじゃない!塩辛の栄養

塩辛といえば、高い塩分?!

いかにも体によくなさそう…。と、思われるかもしれませんが、じつはとっても栄養たっぷりなんです!

ここでは、もっともポピュラーなイカの塩辛について栄養をみてみましょう。

鉄分、亜鉛、ビタミン、タウリンやコラーゲンなどは、イカにもともと含まれている栄養素です。鉄分や亜鉛は貧血の予防に、ビタミンやコラーゲンはお肌などのアンチエイジングに、タウリンは疲労回復に効果が期待できます

さらに、うま味成分であるグルタミン酸ナトリウムが発酵によって増えているので、複雑で味わい深いうま味を作り出しているのです。

似てるけど違うもの?塩辛と酒盗の違いとは

塩辛と酒盗。どっちもねっとり系で、魚類で…と、とてもよく似ていますよね。

じつはどちらも塩辛なのですが、使っている部位が違うんです。

塩辛…魚の身も内臓も、両方使っている

酒盗…魚の内臓のみを使っている

カツオの酒盗が有名ですが、最近ではマグロやタイなどの酒盗も作られています。

ただの塩辛よりもちょっと高級なイメージの酒盗。

特別な日のおつまみに、ごはんのお供にと、贅沢な気分で楽しみましょう。

塩辛の由来は、塩を使った保存食作り

塩辛の由来は、新鮮な食材を保存するために、塩をたっぷりまぶして漬け込んだところからきているのではないでしょうか。

具材のまわりのとろとろの部分も、パスタやソースの隠し味などに使ったりと、そのすべてがおいしい塩辛。

昔の人の知恵がつまった日本の伝統食を、おいしくいただきましょう!

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ランサーズ登録ライターの松下です。一日三回、どんなおいしいものを食べようかといつも考えています。