調味料

だしつゆ開封後の保存法|どれくらいで使い切るのが正解?

だしつゆ,開封後

皆さんはだしつゆを使っていますか。

様々な料理の下味に使うことができるので、とても重宝しますよね。

便利なだしつゆですが、開封後は意外と長持ちしないということをご存じでしたか。

開封した後は冷蔵庫に入れておけば結構もつのでは?と思われている方も多いかもしれません。

  • だしつゆの保存方法
  • 開封後の使用期限

こちらの2点について調べてみました!

だしつゆの保存方法

だしつゆの種類

だしつゆの種類は「ストレート」と「濃縮」の2種類のタイプあります。

ストレートタイプはそのまま薄めず使用でき、濃縮タイプは使用する料理の用途によって水で薄めるなどして調節します。

だしつゆ開封後の保存方法

  • 冷蔵庫に入れて保管する。
  • 使うときだけ冷蔵庫から出し、常温で放置しない。

だしつゆは、開封前は常温保存でOKですが、開封後は必ず冷蔵庫にいれて保管する必要があります。

保存料を使用していないものが多いため、ちょっとした温度変化で痛みやすいそうです。また常温のまま放置してしまうと、ふたを開けた時に入ってきた空気中の微生物が繁殖してしまい、カビなどの原因にもなりえます。

開封後の使い切りの目安

タイプ毎に目安が違うようなので見ていきましょう。

ストレートタイプ

基本は1回のみの使い切りとなっています。

余ってしまった場合は開封後、冷蔵庫に保管し3日以内と定めているメーカーが多いようです。

濃縮タイプ

こちらはストレートタイプと比較すると、若干長いです。

開封後は早めに使い切るようにと記載しているメーカーが多いようです。

「早め」に使い切る目安は、2倍濃縮の場合は1~2週間、3または4倍濃縮の場合は1~2か月程度です。

保存期間の違いについて

ストレートタイプと濃縮タイプは同じような食材や調味料を使っていますが保存期間が違います。

その理由は塩分濃度の差

ストレートタイプは薄めることなくそのまま使用できるため、濃縮タイプよりも塩分が低く抑えられています。

塩分濃度は高い方が細菌が繁殖しにくいので、濃縮タイプの方が保存期間が長くなっているんです。

昔の食べ物が塩辛いものが多かったのは、現代と比べると加工技術が乏しく食料を長期保存する方法として塩漬けを用いてきたからでした。現代は冷凍技術などの進歩で長期間保存するときに塩を用いることが少なくなってきたそうです。

最近、減塩の食品が増えてきたのもこういった進歩があったからなんですね。

だしつゆが使い切れないときの保存方法

早く使い切れればベストなのですが、使用する回数が少ないと使い切ることが難しい場合があります。そんな時にぴったりの方法があります。

冷凍保存する

開封後のだしつゆを容器などに移し替えて冷凍庫で保存しましょう。そうすることで、冷蔵庫で保管するよりも利用できる期間を延ばすことができ、無理せず使用することができます。

お勧めなのは製氷皿をつかうこと。こうしておけば小分けにして使いたい分だけ使用できます。

あたたかい料理に使うときには解凍せずに、そのまま鍋などにいれてしまえばラクチンですね。

冷たい料理に使用する場合で解凍をするときには注意したい点があります。自然解凍をすると雑菌が繁殖してしまう恐れもあるため、冷蔵庫で解凍をした方が安心です。

冷凍保存とはいっても、長期間保管できるものと考えずなるべく早めに使いましょう。

だしつゆは早めに使い切りましょう

冷蔵庫に入れてしまえば大丈夫と、つい思いがちですが油断するとすぐ悪くなってしまうため注意が必要です。

もしレシピに悩んでいる方がいたら、だしつゆの販売元がホームページ上でレシピを公開しているところもあるので、そこを参考にしてみるのもいいですね。

保存方法をしっかりと確認して、早めに使い切ることを心がけましょう!