保存方法

鰹節の保存方法とは?開封後は冷蔵庫に入れた方がいい?

日本を代表する保存食品である鰹節。

ご飯や冷奴にかけて食べたり、出汁として使うこともできる、使い勝手のよい食品ですね。

その便利さから、台所に常備している家庭も少なくないのではないでしょうか。

でも、鰹節の保存の仕方って、意外と知られていないかもしれません。

  • 鰹節はどこで保存すればいいの?
  • 封を開けたらどうやって保存するの?

そんな鰹節の保存方法について、まとめてみました!

鰹節の保存方法

スーパーなどで買った鰹節。

できるだけ風味を保ったまま保存したいものですね。鰹節の保存方法を、開封前と開封後に分けて見ていきましょう。

未開封の鰹節はどこで保存するのがよい?

未開封の鰹節は、常温保存が可能です。

ただし、高温多湿と直射日光の当たるような環境で保存することは避けるのが無難でしょう。

というのも、鰹節は湿気と日光が大敵で、そのような環境で保存すると、カビが発生してしまう可能性があるからです。

そのため、夏や梅雨の時期は冷蔵庫で保存し、冬は常温で保存するのが最適です。

もっとも、冷蔵庫で保存すれば、時期や季節に関わらず、湿気にも日光にも当たることはありません。

どうやって保存するのがよいか迷ったときは、冷蔵庫で保存するのが安心ですね。

開封後の保存について

開封後の鰹節は、なるべく早めに使い切ることが大切です。時間が経てば経つほど、劣化してしまうからです。

酸素に触れて酸化した鰹節は、急激に風味が劣化し、場合によってはカビの発生に繋がってしまいかねません。

とは言っても、一度で使い切れないケースも出てきますよね。

その場合は、鰹節パックの口を縛り、できるだけ酸素が入り込まないようにした上で、冷蔵庫か冷凍庫で保存するとよいでしょう。

そうすることで、酸化が進まず、カビの発生を防ぐこともできます。

冷凍保存する際は、頻繁に出し入れすると結露が発生し、かえって保存性が落ちてしまうこともあるため、冷凍庫で保存した鰹節を使う場合は、そのとき使う分だけを取り出すのがおすすめ。

鰹節の保存期間

どの食品についてもそうであるように、鰹節にも賞味期限があります。

開封前と、開封した後の保存期間について、見ていきましょう。

開封前の鰹節について

一般的に、未開封である鰹節の賞味期限は、半年~1年程度とされています。

未開封の場合は、この賞味期限を目安に食べきることがベストです。

ただし、これは、常温・冷蔵保存した場合の数字で、冷凍保存をすれば、もう少し長く保存することができます。

なお鰹節は、保存食品として作られているので、賞味期限が切れてもすぐに食べれなくなるわけではありません。

賞味期限が切れても、カビが発生していない、酸化していない鰹節は食べることができます。

あまりにも期限を経過した鰹節を食べるのはおすすめできませんが、賞味期限はあくまで、基準や目安だと思っておくのがよいでしょう。

開封後の鰹節について

反面、開封後の鰹節は劣化するスピードが速いです。

開封後の鰹節は、日にちが経つにつれ徐々に風味が損なわれるため、2~3日中に使い切ったほうがよいでしょう。

風味を保ったまま食べるには、賞味期限に関わらず短期間で食べきってしまうことが大切です。

正しく保存して鰹節を美味しく食べよう

鰹節を美味しく食べるには、冷蔵保存が安心・安全で、酸化しない保存方法をすることが大切だと分かりました。

また、開封前と開封後で、保存期間も大きく異なることが分かりました。

正しい保存方法で、鰹節を美味しく食べましょう!