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京都の名産品「じゃこ山椒」って何?保存方法や栄養価も解説!

じゃこ山椒,京都

じゃこ山椒ってご存じですか?

じゃこ山椒は、京都の名産品として多くの人に愛されている食品です。

もしかすると、全国的にはあまり聞き覚えのない食べ物かもしれません。

しかし、皆さんどこかで一回は食べたことがあるのではないでしょうか。

ご飯のお供としては勿論、お酒の肴としても相性抜群なんです。

今回は、そんなじゃこ山椒について、調査してみました。

じゃこ山椒って何?

京都といえば漬物とじゃこ山椒、と言われるほど、京都ではじゃこ山椒が有名な食べ物となっています。

じゃこ山椒は、ちりめんじゃこと山椒の実を組み合わせて煮た食べ物です。

そのため、ちりめん山椒と呼ばれることもあります。

京都では、

魚を保存食として佃煮にする習慣があったこと

山椒が食卓でお馴染みの食材であったこと

から、じゃこ山椒を作って食べる習慣が生まれたそうです。

現在では、京都の食卓に欠かすことのできない定番のおかずになっています。

また、京都を訪れた際のお土産としても人気が高く、現地では様々な店舗で販売されています。

ピリリと辛い山椒とじゃこの旨味が美味しい、ご飯のお供としてもお酒の肴としても活躍してくれる、便利な食べ物です。

じゃこ山椒の保存方法

じゃこ山椒は佃煮であり保存食ですが、より美味しく食べるためには、その保存方法がとても重要です。

ここでは2つに分けて見てみます。

冷凍保存がおすすめ

じゃこ山椒を保存する際は、冷凍庫での保存がおすすめです。

美味しく食べることのできる冷凍保存期間は、およそ2週間と言われています。冷凍庫から出して食べる際は、食べる前日から冷蔵庫で自然解凍させておくと、水分が出ずに美味しく食べることができます。

開封したじゃこ山椒を、1回で食べる量だけジップロックなどの小袋に分けて入れ、空気を抜いた上で保存するのがポイントです。

解凍したじゃこ山椒は、なるべく早めに食べるのがおすすめです。

冷蔵保存も可能

じゃこ山椒を比較的早めに食べることが分かっている場合は、冷蔵庫での保存も可能です。

美味しく食べられる冷蔵保存期間は、およそ1週間と言われています。

開封したじゃこ山椒を、密閉容器に移した上で保存するのがポイントです。

もし2週間以上保存したい場合は、冷凍庫で保存するのがよいでしょう。

じゃこ山椒の栄養価

実はじゃこ山椒、とても栄養価の高い食べ物だってご存じでしたか?

まず、じゃこ山椒の材料であるちりめんじゃこは、カタクチイワシの稚魚を茹でて乾燥させたものです。

このイワシに、カルシウムが豊富に含まれているのです。

イワシには他にも鉄分やリン、タンパク質といった栄養素も豊富に含まれ、まさに栄養の宝庫と言ってよい食べ物です。

また、もう一つの材料である山椒も、とても栄養価が高い食材です。

山椒は2000年ほど前から使用されている食材で、漢方としても使われるほど、健康食材として重宝されています。

このことからも分かるように、山椒には豊富なミネラルが含まれています

このちりめんじゃこと山椒を合わせて作ったじゃこ山椒。

美味しいだけではなく、栄養価も高い食べ物であることが分かりますね。

じゃこ山椒は手軽に美味しく食べられます!

じゃこ山椒は栄養成分が豊富で、手軽にとれる食べ物です。

旨味がたっぷり含まれているちりめんじゃこと、ピリリと辛い山椒がアクセントになり、食欲増進の効果もあると言われています

京都を訪れた際は、是非チェックしておきたいですね。