魚系

明太子って栄養豊富?気になる塩分やカロリーについて詳しく

ピリッと旨辛くご飯やお酒がどんどん進む明太子。

そんな明太子の栄養価について考えたことはありましたか?

気になって調べてみると、明太子には体に嬉しい栄養素がたっぷり入っていることがわかりました!

明太子の栄養価

明太子の基本的な栄養価を見ていきましょう。

(1食分20グラムあたり)

エネルギー25.2kcal
たんぱく質4.2g
脂質0.66g
コレステロール56mg
炭水化物0.6g

参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365419.htm
(日本食品標準成分表/文部科学省)

カロリーが低いわりにたんぱく質が高く、なんと100グラムあたりのたんぱく質は鶏ささみと同等のレベル!

100gあたりのたんぱく質の量
明太子21.0g
鶏ささみ24.6g

まさか明太子が、ダイエット食品として有名な鶏ささみと同じくらいの高タンパク食品だとは驚きですね。

 

また、明太子には「ビタミン」「ミネラル」「不飽和脂肪酸」といった
健康や美容に役立つ栄養が豊富に含まれています

明太子に特徴的な栄養素を3つ紹介していきましょう。

女性に嬉しいビタミン!~ナイアシン

ナイアシンはビタミンBの仲間で、女性に嬉しい機能をもった栄養素です。

具体的には次のような効果が期待できます。

  • 皮膚を活性化する
  • 脂肪を燃焼しやすくする
  • イライラ、うつ症状の改善

エネルギー生産に必要な栄養素の一つであるため、ダイエット中の女性にも嬉しい栄養素です。

ダイエットの味方~カプサイシン~

唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシン。唐辛子で調味している明太子に豊富に含まれる栄養素の一つです。

カプサイシンの効果は次の通り

  • 脂肪燃焼を助ける
  • 結構促進で代謝アップ
  • 辛味による減塩効果

カプサイシンには、他の栄養素を凌ぐ脂肪燃焼効果があります。
これは、アドレナリンを分泌させ脂肪分解酵素を活性化させるというもの。

とはいえ、ただ食べるだけでは大きな効果は期待できません。

脂肪燃焼には運動が不可欠。

ダイエット中のおつまみやおやつにすることで、明太子のカプサイシン効果を最大限に発揮させることができます!

老化の予防に~DHA・EPA~

明太子に多く含まれるDHAやEPAは、生きていく上で不可欠な栄養素である必須脂肪酸の一つで、老化を予防する機能があります。

DHAやEPAは必要な栄養であるにも関わらず、私達の体内では生成することができません。そのためDHA・EPAを含む食物を食べることで摂取する必要があります。

DHA・EPAの働きは次のとおりです。

  • 脳の機能を保つ
  • 血液をサラサラにする
  • 抗酸化力を高めて老化を予防する

よく「青魚を食べると頭が良くなる」といいますよね?
あれは、青魚にDHAが豊富に含まれているから生まれた言葉です。

脳機能を高めるDHAはアルツハイマーの予防にも有効であると言われています。

明太子を食べ過ぎるのはNG?

明太子を食べるときに推奨されている量は、20~30グラムほど。

個体差はあるものの、通常の明太子は中サイズで1腹(2本)100グラムほどです。
20グラム程度であれば、だいたい1本を半分に切った量が適量となります。

食べすぎない方がいい理由

明太子には塩分とプリン体が含まれています。

(100グラムあたり)

食塩相当量5.6g
プリン体159.3mg

1日の摂取量として推奨されているのは、食塩は6グラム以下、プリン体は400mgです。

明太子は他の食材と比べ、特別塩分やプリン体が高いというわけではありませんが、どんな食物にも言える通り食べ過ぎは体によくありませんね。

健康のためには推奨摂取量である20グラムを守りましょう!

1日20グラムの明太子で美味しく健康に

明太子には豊富な栄養素が含まれていて、低カロリー高タンパクの食品です。

ビタミン、ミネラル、DHAも豊富で、健康や美容に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

辛味がある分、少量でもごはんが進む明太子。
1日20グラムを守って、おいしく明太子を楽しみましょう!